落語 誰かこの男に制裁を 落語の中には演り方によっては後味の悪さが残ってしまう噺がありますが、誰がどう演じてもつ私としては後味のスッキリしない噺がありますふね。関西で主に演じられる「菊江仏壇」がそうです。 菊江仏壇 あらすじある大店の若旦那の道楽を静めるため、一同協... 2025.06.25 落語
落語 怪談ブ−ムだそうで 怪談噺と言いますと「夏」のものという認識が私は強かったのですが、現代では一年中ネットでは配信されてますね。 私も含めて日常生活でためているストレスを「ゾクゾクする... 2025.06.18 落語
落語 続「酢豆腐」「ちりとてちん」の季節になりました 前回は表記の「酢豆腐」だけで長くなってしまいましたので今回は「ちりとてちん」を取り上げていきたいと思います。 あらすじ 横丁の旦那は寄合のためにお膳を準備していたが、来るはずの予定だった人がお見えにならず、お膳を余らしていた。 そこで世辞が... 2025.06.11 落語
落語 「酢豆腐」「ちりとてちん」の季節になりました。 豆腐(とうふ) 煮た大豆の搾り汁 (豆乳)を凝固剤(にがり)によって固めた加工食品。 東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食されている大豆加工食品であり、とりわけ中国本土(奥地を含む)、日本、朝鮮半島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ... 2025.06.07 落語
落語 お裁きの噺 落語で裁判の噺といいますと「三方一両損」「大工調べ」「鹿政談」「五貫裁き(一文惜しみ)」「匙加減」「城木屋」を私としては思い浮かべます。 今回は私的にかなり上手い裁きだなと思うと同時に現代でもリアルにありそうな噺だなと思う「鹿政談」を取り上... 2025.05.27 落語
落語 馬のす/大仏餅の不思議? 私が落語に興味持ち始めたのは昭和五十年の春頃でした。 昭和の名人の八代目・桂文楽師、五代目・古今亭志ん生師が他界して数年経って後のことでした。 それ故に両師の落語はレコード、CD、ラジオ番組、動画の... 2025.05.20 落語
落語 一天にわかに掻き曇り 前回、「雨」に因んだ落語で「笠碁」について記しながら「他になかったかなあ?」と考えてました。 思い浮かんだのが「日和違い」、昭和の新作で四代目・桂米丸師が良く演じていた「相合傘」(古城一兵・作)二代目・桂枝雀師が演じていた「雨乞い源兵衛」(... 2025.05.13 落語
落語 「笠碁」の季節? これからひと月足らずで梅雨の季節を迎えます。 雨が背景になっている落語で思い浮かぶのは「笠碁」ですね。 あらすじ ある大店の隠居2人は大の囲碁好きであり、毎日のように互いの家に赴くと碁を打って楽しんでいた。 ある日のこと、今日話で「待った」... 2025.05.06 落語
落語 再び「鰹」の噺 小学校の社会科の授業用の地図帳に日本の各地域で主にどんな魚が捕れるかイラスト化しているページが ありました。 「鰹」のイラストが九州・沖縄にかなり集中していたのを覚えて... 2025.04.29 落語
落語 鰹と落語 江戸の名物に武士・鰹・大名小路・生鰯・茶店・紫・火消し・錦絵とあるくらい、「鰹」は昔から江戸っ子の好物のようですね。 その割に「鰹」が題材になっているお江戸落語ってあまりないような気がするのですが。 前回取り上げた「五月幟」では主人公が「鰹... 2025.04.20 落語