落語

マンドー怖い

前回、「饅頭怖い」ネタの記事を書いたときに立花家蛇足さんから「饅頭怖い」だけでなく「饅頭」に関する興味深いコメントをいただきました。                          今回も「饅頭」について記事を書いていきたいと思います。 ...
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「饅頭怖い」で驚いた話

暇をもてあました長屋の若者が数名集まり、それぞれ嫌いなもの、怖いものを言いあっている。「幽霊」「クモ」「ヘビ」「コウモリ」「毛虫」「アリ」と言い合う中にひとり、「いい若い者がくだらないものを怖がるとは情けない。世の中に怖いものなどあるものか...
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サゲの解釈どっちが正しい?  

りんきの独楽  あらすじ  ある商家の旦那は寄席を聞きに行く言ってと出掛けた。  おかみさんはヤキモチ焼きで、旦那が寄席には行かず、女の所に行くであろうと、小僧の定吉を尾行に付けた。途中で旦那に見付かり、帰れと言っていたが気が付くと、もう女...
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東風吹かば……。

「もしかして今年は咲かないのかな?」と心配していたのですが先月末の28日に拙宅の庭の梅の開花がありました。 「梅」と関係した落語といいますと…………ん~ちょっと出てこないな。                      「しわいや」は「梅の花...
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「厩火事」と「Le Mari de la coiffeuse(髪結いの亭主)」

以下は落語「厩火事」のあらすじ。 髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」、昼間から遊び呆けて酒ばかり呑んでいる怠け者だった。そんな年下の亭主と口喧嘩が絶えないお崎だが、しんから愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ち...
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最近になってピンとくるようになったサゲ

昔から聴いていても、「何故これが『サゲ』になるんだろう。」と思いたくなる噺はいくつかありました。前回取り上げた「転失気」もそうでしたが、今のような寒い時期によく演じられる「二番煎じ」もそうでした。 ある冬の晩、番太が年末休みのため(東京では...
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「転失気」のサゲに想う

ある寺の住職。 知ったかぶりで負けず嫌いだから、知らないことを認めたがらない。 ある日、下腹が張って医者を呼んだ時「ご住持『てんしき』はありますか」と聞かれ、わからないというのが悔しいのでしかたなく「今のところはございません。」 と答える。...
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「古典落語」として残り得る「新作落語」

前回、五代目・古今亭今輔師の「お婆さん三代姿」を復活させてくれる落語家さんはいないかしらという話をしました。 今回は「古典落語」として残り得る「新作落語」について私の考え方を記していこうと思います。 六代目・三遊亭圓生師が生前、「古典落語は...
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「お婆さん三代姿」

「イヤだね~。キャベツが一つ100円だなんて。昔は50円持って呉服屋に行くと、裏を付けた着物が買えたんだよ。電車の車掌さんの月給が18円から20円だったよ。電車賃だって5銭で往復9銭だったよ。今じゃ20円で乗り換えのキップもくれないよ。薄情...
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「そば〜う〜ぃ。」を取り巻く怪

怪談噺の時期と少し違いますが、現在の寒い時期の噺ですので。  江戸時代、本所南割下水付近には夜になると二八蕎麦の屋台が出たが、そのうちの1軒はいつ行っても店の主人がおらず、夜明けまで待っても遂に現れず、その間、店先に出している行灯の火が常に...