落語

おめでとうございます柳家さん喬師匠

落語家では二人目の文化功労者てえんですから凄い。 落語家で最初の文化功労者は三代目・桂米朝師匠。つまり、江戸落語ではさん喬師が最初なわけですね。 やはり、地道に芸事に取り組んで来た人がああいう栄誉に輝くんですなあ。 この度の文化功労者には声...
落語

2025年 10月歌舞伎座公演に因んで

この2025年10月はビッグなニュースがまず三つありましたね。女性初の自民党総裁の誕生。大阪大学栄誉教授 坂口志文先生のノーベル生理学・医学賞受賞。京都大学特別教授 北川進先生の同化学賞受賞という輝かしいニュース。             ...
落語

数年ぶりの豊漁のニュースを見て

5年ぶりの秋刀魚豊漁。 しかも、北海道の根室で。 地球の温暖化が如何に進んでいるかのあらわれでしょうか? それはさておいて、秋刀魚が大名料理でなくなったというのは素直に喜ぶべきでしょうね。こんなマクラ噺をしていると、今回は「目黒のさんま」が...
落語

論に負けない人

私がより一層、落語にハマるきっかけとなった噺の一つに、「やかん」があります。大部分の落語家さんは「無学者は論に負けず」「無法腕づくに勝つ」というマクラから入っていくようでして。 やかん  あらすじ 何でも知ったかぶりの先生気取りの隠居の所に...
落語

聴くよりも見る落語

先日NHKテレビ「桂文珍の演芸図鑑」で現・三遊亭遊馬師が「蒟蒻問答」を演じてました。私がここで言うまでもなく、「聴く」というより「見る」落語ですよね。ここでは私がAIでつくってもらったイラストを用いて、この噺を視覚的に説明出来たらと思います...
落語

粋でいなせな登山

先月NHKテレビ「ブラタモリ」で「大山詣り」やっていたのを録画したまま見ずにいつたのできょうみてみたのですが。 サブタイトルは「粋でいなせな大山詣り」としてありました。 「大山詣り」は江戸時代に江戸っ子の間で大流行したそうです。大山(神奈川...
落語

廓噺の言葉はどこまで伝わる?

8月3日(日)のNHKテレビ「桂文珍の演芸図鑑」で現・三遊亭わん丈師が「お見立て」を演じてました。「大河ドラマ『べらぼう』の舞台になっております『吉原』という男の遊び場所‥‥‥。」と噺の本筋に入っていきました。  あのドラマで「吉原」という...
落語

「涼み」のネタのネタ

猛暑の続く中、特にTVニュース番組では「熱中症対策」をさかんに呼びかけてますね。          「エアコンをつけてください。」なんてセリフは以前はニュース番組のアナウンサーから出るセリフではなかったと思うのですがね。          ...
落語

唐茄子を牛乳で煮ると美味しいですか?

「かぼちゃ」という野菜は欧米に行きますと、ミステリアスな扱いを受けることが多いですね。「シンデレラ」ではヒロインを城の舞踏会、王子様との出逢いの場に案内する「馬車」と化し、 「ハロウィン」では目鼻口をつけられてむ「恐怖?」の対象にされたり・...
落語

唐茄子屋、唐茄子の季節

「かぼちゃ」のことを「唐茄子」と言うのは落語を通じて知りました。 「トマト」を「赤茄子」と言うのはある童話作家の先生(名前は忘れました)の子供の時の体験談を読んで知りました。 どちらも現代では一般的使われてない言葉のように思えます。 昔、江...