落語 「酢豆腐」「ちりとてちん」の季節になりました。 豆腐(とうふ) 煮た大豆の搾り汁 (豆乳)を凝固剤(にがり)によって固めた加工食品。 東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食されている大豆加工食品であり、とりわけ中国本土(奥地を含む)、日本、朝鮮半島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ... 2025.06.07 落語
落語 お裁きの噺 落語で裁判の噺といいますと「三方一両損」「大工調べ」「鹿政談」「五貫裁き(一文惜しみ)」「匙加減」「城木屋」を私としては思い浮かべます。 今回は私的にかなり上手い裁きだなと思うと同時に現代でもリアルにありそうな噺だなと思う「鹿政談」を取り上... 2025.05.27 落語
落語 馬のす/大仏餅の不思議? 私が落語に興味持ち始めたのは昭和五十年の春頃でした。 昭和の名人の八代目・桂文楽師、五代目・古今亭志ん生師が他界して数年経って後のことでした。 それ故に両師の落語はレコード、CD、ラジオ番組、動画の... 2025.05.20 落語
落語 一天にわかに掻き曇り 前回、「雨」に因んだ落語で「笠碁」について記しながら「他になかったかなあ?」と考えてました。 思い浮かんだのが「日和違い」、昭和の新作で四代目・桂米丸師が良く演じていた「相合傘」(古城一兵・作)二代目・桂枝雀師が演じていた「雨乞い源兵衛」(... 2025.05.13 落語
落語 「笠碁」の季節? これからひと月足らずで梅雨の季節を迎えます。 雨が背景になっている落語で思い浮かぶのは「笠碁」ですね。 あらすじ ある大店の隠居2人は大の囲碁好きであり、毎日のように互いの家に赴くと碁を打って楽しんでいた。 ある日のこと、今日話で「待った」... 2025.05.06 落語
落語 再び「鰹」の噺 小学校の社会科の授業用の地図帳に日本の各地域で主にどんな魚が捕れるかイラスト化しているページが ありました。 「鰹」のイラストが九州・沖縄にかなり集中していたのを覚えて... 2025.04.29 落語
落語 鰹と落語 江戸の名物に武士・鰹・大名小路・生鰯・茶店・紫・火消し・錦絵とあるくらい、「鰹」は昔から江戸っ子の好物のようですね。 その割に「鰹」が題材になっているお江戸落語ってあまりないような気がするのですが。 前回取り上げた「五月幟」では主人公が「鰹... 2025.04.20 落語
落語 柏餅が出回り始めて……。 あと数日で今年の桜とも……‥と思いながら近所のスーパーにぶらりと寄ると柏餅が出回り始めていました。 年齢を重ねる毎に歳月の流れが速く感じられます。 あとひと月もしないうちにゴールデンウイークに入るわけですね。 五月の落語で私的に想い浮かぶの... 2025.04.15 落語
落語 さらば桜また逢う日まで 「花見の仇討」 あらすじ 長屋に住む4人の男が花見の趣向として、仇討の仮装芝居を考えた。 巡礼に身をやつして仇を求める兄弟が諸国を旅した末に、花見の会場で親の仇である浪人に遭遇する。「いざ尋常に勝負勝負!」「敵討ちとは片腹痛い、返り討ちにし... 2025.04.11 落語
落語 「夜桜見物」はタフでなきゃ・・・・・そして「三道楽煩悩」。 「夜桜」 あらすじ 春の頃。父親が吉原から三日ぶりに帰って来た息子をとがめると、息子は「夜桜を見に行っていた」とごまかす(桜並木の夜見物は、吉原名物であった)ので、父親は親孝行の大切さについて長い説教をする。 父親は無尽講仲間との酒宴が遅く... 2025.04.06 落語