落語

「そば〜う〜ぃ。」を取り巻く怪

怪談噺の時期と少し違いますが、現在の寒い時期の噺ですので。  江戸時代、本所南割下水付近には夜になると二八蕎麦の屋台が出たが、そのうちの1軒はいつ行っても店の主人がおらず、夜明けまで待っても遂に現れず、その間、店先に出している行灯の火が常に...
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NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺」を視て、落語で聴いた覚えのある噺 2

蔦屋重三郎は若い時は吉原の引手茶屋の仕事の傍ら、行商の「貸本屋」も行っていたようです。 「貸本屋」は落語の中にも登場しますね。 「品川心中」の金蔵、「紙入れ」の新吉(演者によっては「小間物屋」だったり「呉服屋」だったりするのですが。)また三...
落語

NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺」を視て、落語で聴いた覚えのある噺。

1月5日放映第一話「ありがた山の寒がらす」 オ―プニングがいきなり「吉原の火事」なんですね。 明和9年2月29日に発生した「明和の大火」だそうですね。「明暦の大火」「文化の大火」と並んで「江戸の三大大火」と言われているそうです。 出火したの...
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「付き馬」の故郷?

明けましておめでとうございます。 昨年12月31日から今年1月1日まで年越しの仕事でした。 初詣には仕事帰りに1月1日の午後に近所の神社に行き、1月2日に 金竜山浅草寺にお詣りしました。 写真の通り、天気は快晴。 雷門の風神雷神像はいつ見て...
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蝶花楼桃花師「表彰状」

12月22日(日) NHKテレビ放映(正確には)「桂文珍の演芸図鑑」に出演した現・蝶花楼桃花師。 「間抜けな『泥棒』の噺で・・・・。」 演じられるのは「転宅」「出来心」かなと思いきや、 「おい、新聞を見ろ。」 から始まりました。 テロップに...
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「考え落ち」を考える 四

今回は現在はほとんど演じられない落語の「考え落ち」について考えてみたいと思います。 「蛸坊主」   八代目・林家正蔵師(林家彦六)、五代目・春風亭柳朝師の後は演る落語家はいないようです。 不忍池の池端の料理屋 高野一山の坊主4人、実は偽坊主...
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「考え落ち」を考える 参

今回は「艶笑噺」の「考え落ち」について考えてみましょう。 「艶笑噺」の「考え落ち」で思い浮かぶのが「疝気の虫」。 「疝気の虫」あらすじ ある医者が夢の中で変な虫がいるので潰そうとすると虫は命乞いをして「自分は疝気の虫といい、人の腹の中で暴れ...
落語

「考え落ち」を考える弐

今回は「芋俵」「千両みかん」のオチについて考えてみましょう  まずは「芋俵」から。 「芋俵」あらすじ 二人の泥棒が大店に泥棒に入る相談。 「芋俵を使って泥棒に入ろう。芋の代わりに人を入れて、その店へかついでいくんだ。」「ほう。」「で、何か忘...
落語

「考え落ち」を考える 壱

「考え落ち」とは考えないとその意味やおかしみがわからない「落ち」を指しますね。良く上演されるのが「そば清」「芋俵」「千両みかん」「疝気の虫」などですね。 「そば清」「盛りそば」の大食いの賭けで負けたことがないことで有名な清兵衛さん通称「そば...
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「そば〜う〜ぃ。」

「そば〜う〜ぃ。」「おう、そば屋さん。」「へい。」「何ができるんだ。」「出来ますものは『花巻』に『しっぽく』でございますんで。」「『しっぽく』熱くしてくれい。」  落語好きの方には説明するまでもなく「時そば」の出だしですね。  私はNHK落...