2025-05

落語

お裁きの噺

落語で裁判の噺といいますと「三方一両損」「大工調べ」「鹿政談」「五貫裁き(一文惜しみ)」「匙加減」「城木屋」を私としては思い浮かべます。 今回は私的にかなり上手い裁きだなと思うと同時に現代でもリアルにありそうな噺だなと思う「鹿政談」を取り上...
落語

   馬のす/大仏餅の不思議?

私が落語に興味持ち始めたのは昭和五十年の春頃でした。                    昭和の名人の八代目・桂文楽師、五代目・古今亭志ん生師が他界して数年経って後のことでした。   それ故に両師の落語はレコード、CD、ラジオ番組、動画の...
落語

一天にわかに掻き曇り

前回、「雨」に因んだ落語で「笠碁」について記しながら「他になかったかなあ?」と考えてました。 思い浮かんだのが「日和違い」、昭和の新作で四代目・桂米丸師が良く演じていた「相合傘」(古城一兵・作)二代目・桂枝雀師が演じていた「雨乞い源兵衛」(...
落語

「笠碁」の季節?

これからひと月足らずで梅雨の季節を迎えます。 雨が背景になっている落語で思い浮かぶのは「笠碁」ですね。 あらすじ ある大店の隠居2人は大の囲碁好きであり、毎日のように互いの家に赴くと碁を打って楽しんでいた。 ある日のこと、今日話で「待った」...