2025-02

落語

「厩火事」と「Le Mari de la coiffeuse(髪結いの亭主)」

以下は落語「厩火事」のあらすじ。 髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」、昼間から遊び呆けて酒ばかり呑んでいる怠け者だった。そんな年下の亭主と口喧嘩が絶えないお崎だが、しんから愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ち...
落語

最近になってピンとくるようになったサゲ

昔から聴いていても、「何故これが『サゲ』になるんだろう。」と思いたくなる噺はいくつかありました。前回取り上げた「転失気」もそうでしたが、今のような寒い時期によく演じられる「二番煎じ」もそうでした。 ある冬の晩、番太が年末休みのため(東京では...
落語

「転失気」のサゲに想う

ある寺の住職。 知ったかぶりで負けず嫌いだから、知らないことを認めたがらない。 ある日、下腹が張って医者を呼んだ時「ご住持『てんしき』はありますか」と聞かれ、わからないというのが悔しいのでしかたなく「今のところはございません。」 と答える。...
落語

「古典落語」として残り得る「新作落語」

前回、五代目・古今亭今輔師の「お婆さん三代姿」を復活させてくれる落語家さんはいないかしらという話をしました。 今回は「古典落語」として残り得る「新作落語」について私の考え方を記していこうと思います。 六代目・三遊亭圓生師が生前、「古典落語は...