12月22日(日) NHKテレビ放映(正確には)「桂文珍の演芸図鑑」に出演した現・蝶花楼桃花師。
「間抜けな『泥棒』の噺で・・・・。」
演じられるのは「転宅」「出来心」かなと思いきや、
「おい、新聞を見ろ。」
から始まりました。
テロップには、「 表彰状 大野桂 作」
兄貴分と二人で「空き巣狙い」を生業としているコソダサブロウなる男。
ある日のこと例によって兄貴分「空き巣狙い」で入ろうとしたところを見つかり、兄貴分の後について逃げていくと途中の交差点で横断歩道を渡りかけていた老婆にぶつかり、突き飛ばしてしまう。ところがこのお婆ちゃん、横断歩道を渡りかけていたものの危うくトラックにひかれる寸前だったが、サブロウが突き飛ばしたおかげでひかれずに済んだ。
サブロウはか図らずも「人命救助」を行い、「表彰状」を受けることになる。
「『泥棒』なのに『人命救助』で『表彰状』受けるなんて『偽善者』だ。何か別に悪いことをして『表彰』を取り消してもらおう。」と兄貴に言われたサブロウは「悪いこと」をすべく、街中へ出るが・・・・・。
二代目・三遊亭金翁師が演じていたのを二回聴いたことがあります。
二代目・金翁師の後は演じる落語家はいないだろうなと
…、確か、二代目・三遊亭金翁師が演じていたのを二回聴いたことがあります。
確か、二代目・三遊亭金翁師が演じていたのを二回聴いたことがあります。二代目・金翁師の後は演じる人はいないだろうと勝手に思っていたのですが。
現・桃花師は二ツ目の春風亭ぴっかり時代に二代目・金翁師から教わって高座にかけていたとか。
良い意味でスト―リ―が見当違いの方向に展開していくという噺の可笑しみは今後も残ってほしいと私としては思います。
現・桃花師に期待したいのはこの噺に更に師ならではの可笑しみを加えてほしいところ。
二代目・金翁師演のコソダサブロウな男はやや「与太郎」に近いキャラだったと思います。
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